猛スピードで戦場を駆け抜けろ!第二次世界大戦モードに4種類の新車輌が登場。ロケットブースターの加速システムで戦術の幅を広げよう!
重戦車の主な役割は、頑丈な装甲でダメージをブロックしながら前線を維持することです。その反面、第二次世界大戦モードの重戦車はスピードを重視した設計ではないため、目的の位置にたどり着くまで時間がかかるという問題点があります。
今回新たに中国技術ツリーに追加される重戦車は、まさにそんな問題をスッキリ解決する優れたシステム「ロケットブースター」を搭載しています!
Tier VIのType 58から派生するこのルートには、中・近距離の戦闘を得意とする4種類の車輌が登場します。これらの車輌は共通して車高が低く、車体と砲塔の装甲が強固で、大口径砲を搭載しているのが特徴ですが、最大の特徴は何と言っても新システム「ロケットブースター」を搭載していることです!
「ロケットブースター」を使用すると、瞬時に加速し、遮蔽物に隠れたり、最適な攻撃ポジションを確保したり、敵から逃げたりするなど、重戦車の戦術の幅を大きく広げることができます。
- ロケットブースターシステムの詳細については、こちらのゲームガイドをご覧ください。
それでは、2月25日から登場する新車輌の詳細を見ていきましょう!
BZ-58
- 国籍: 中国
- Tier: VII
- 車輌タイプ: 重戦車
- 研究コスト: 140,900 EXP
- 購入費用: 1,500,000 シルバー
- 派生元: Type 58
- 派生先: BZ-166
この車輌の開発は1950年代後半に「国境防衛戦車」というコンセプトのもと始まりました。このプロジェクトの特徴は複合型の車体にあります。前面装甲は大きな傾斜角を持つ鋳造品で、車体の残りの部分は溶接構造でした。また、砲塔後部の凹部には自動装填装置が搭載される予定でした。砲塔自体も複合構造で、溶接された基部に鋳造ブロックを組み合わせた構造になっていました。試作車輌は製造されず、プロジェクトは1970年に中止されました。
車輌性能: BZ-58(完全アップグレード済み)
- マッチメイキング: 最大Tier IXまでとプレイ
- HP: 1,250
- エンジン出力: 700 hpr
- 出力重量比: 13.58 hp/t
- 最大速度: 30 km/h
- 後退速度: 12 km/h
- 車体旋回速度: 26度/秒
- 砲塔旋回速度: 28度/秒
- 砲俯角: 10度
- 砲仰角: 20度
- 貫通力: 195/240/50
- ダメージ: 320/320/420
- 照準時間: 2.7秒
- 精度: 0.42
- 発射速度: 4.8発/分
- 装填時間: 12.5秒
- 分間ダメージ: 1,536
- 総弾数: 36発
- 砲弾1タイプ/速度: AP/792
- 砲弾2タイプ/速度: APCR/990
- 砲弾3タイプ/速度: HE/792
- 視認範囲: 350 m
- 通信範囲: 600 m
- ロケットブースターの使用回数: 3回
- ロケットブースターのクールダウン時間: 4秒
- ロケットブースターの持続時間: 10秒
BZ-166
- 国籍: 中国
- Tier: VIII
- 車輌タイプ: 重戦車
- 研究コスト: 187,100 EXP
- 購入費用: 2,650,000 シルバー
- 派生元: BZ-58
- 派生先: BZ-68
1960年代、中国の技術者たちは主要な戦車開発国に追いつくため、様々な設計思想を取り入れたプロジェクトを進めていました。その中で考案されたBZ-166重戦車の特徴は、何と言っても「波状」の正面装甲とジェットブースターです。この装甲設計は跳弾の確率を高めることを目的としており、ジェットブースターは短時間で車輌の速度を向上させる効果がありました。122mmから160mmの主砲を搭載し、要塞地域での作戦や敵の工学施設の破壊に使用する計画でしたが、この車輌の開発は設計図の段階で終わりました。
車輌性能: BZ-166(完全アップグレード済み)
- マッチメイキング: 最大Tier Xまでとプレイ
- HP: 1,500
- エンジン出力: 770 hpr
- 出力重量比: 14.53 hp/t
- 最大速度: 30 km/h
- 後退速度: 13 km/h
- 車体旋回速度: 28度/秒
- 砲塔旋回速度: 24度/秒
- 砲俯角: 10度
- 砲仰角: 20度
- 貫通力: 221/270/61
- ダメージ: 420/420/550
- 照準時間: 3秒
- 精度: 0.44
- 発射速度: 3.87発/分
- 装填時間: 15.5秒
- 分間ダメージ: 1,625
- 総弾数: 45発
- 砲弾1タイプ/速度: AP/1,000
- 砲弾2タイプ/速度: HEAT/850
- 砲弾3タイプ/速度: HE/800
- 視認範囲: 350 m
- 通信範囲: 750 m
- ロケットブースターの使用回数: 4回
- ロケットブースターのクールダウン時間: 4秒
- ロケットブースターの持続時間: 10秒
BZ-68
- 国籍: 中国
- Tier: IX
- 車輌タイプ: 重戦車
- 研究コスト: 252,000 EXP
- 購入費用: 3,700,000 シルバー
- 派生元: BZ-166
- 派生先: BZ-75
「国境防衛戦車」の派生型の1つで、この車輌は平板を溶接した、シンプルながら技術的に進んだ車体と砲塔を特徴とした車輌です。また、難地形の走行や自力での脱出のため、2基の固体推進剤式ジェットブースターが搭載される予定でした。試作車輌は製造されず、プロジェクトは1969年の設計段階で中止されました。
車輌性能: BZ-68(完全アップグレード済み)
- マッチメイキング: 最大Tier Xまでとプレイ
- HP: 1,900
- エンジン出力: 770 hpr
- 出力重量比: 12.83 hp/t
- 最大速度: 30 km/h
- 後退速度: 14 km/h
- 車体旋回速度: 28度/秒
- 砲塔旋回速度: 24度/秒
- 砲俯角: 8度
- 砲仰角: 20度
- 貫通力: 248/315/65
- ダメージ: 530/530/660
- 照準時間: 3秒
- 精度: 0.42
- 発射速度: 3.87発/分
- 装填時間: 15.5秒
- 分間ダメージ: 2,051
- 総弾数: 30発
- 砲弾1タイプ/速度: AP/1,050
- 砲弾2タイプ/速度: HEAT/930
- 砲弾3タイプ/速度: HE/850
- 視認範囲: 380 m
- 通信範囲: 750 m
- ロケットブースターの使用回数: 5回
- ロケットブースターのクールダウン時間: 4秒
- ロケットブースターの持続時間: 10秒
BZ-75
- 国籍: 中国
- Tier: X
- 車輌タイプ: 重戦車
- 研究コスト: 368,300 EXP
- 購入費用: 6,100,000 シルバー
- 派生元: BZ-68
- 派生先: なし(最終車輌)
1960年代、中国はソ連との緊張関係の中で「国境防衛部隊」の編成を構想しました。さらにこの部隊の中核戦力として、「国境防衛戦車」を擁する部隊の編成を計画していました。そのようなプロジェクトの下で考案された車輌の1つがBZ-75で、WZ-111重戦車の開発で得られた経験を活かして1975年に開発されました。砲塔の設計にあたっては、WZ-1224プロジェクトの設計要素が取り入れられました。ただし、BZ-75の試作車輌は製造されませんでした。
車輌性能: BZ-75(完全アップグレード済み)
- マッチメイキング: 最大Tier Xまでとプレイ
- HP: 2,500
- エンジン出力: 800 hpr
- 出力重量比: 12.66 hp/t
- 最大速度: 30 km/h
- 後退速度: 15 km/h
- 車体旋回速度: 30度/秒
- 砲塔旋回速度: 24度/秒
- 砲俯角: 8度
- 砲仰角: 20度
- 貫通力: 258/319/90
- ダメージ: 650/650/840
- 照準時間: 2.9秒
- 精度: 0.42
- 発射速度: 3.33発/分
- 装填時間: 18秒
- 分間ダメージ: 2,165
- 総弾数: 30発
- 砲弾1タイプ/速度: AP/1,150
- 砲弾2タイプ/速度: HEAT/950
- 砲弾3タイプ/速度: HE/860
- 視認範囲: 390 m
- 通信範囲: 750 m
- ロケットブースターの使用回数: 6回
- ロケットブースターのクールダウン時間: 4秒
- ロケットブースターの持続時間: 10秒
