『World of Tanks Modern Armor』限定の3種類の新車輌(Tier III~V)が登場!
1940年代を通じて、アメリカ陸軍は自走砲を対空兵器として使用するアイデアを検討していました。
そして9月30日、その歴史的な背景を受け継ぐ3種類の新たな軽戦車が、第二次世界大戦モードのアメリカ技術ツリーに実装されます。
この新しい車輌ルートは、Tier IIのM2 Light Tankから分岐し、Tier VIのT37へと続きます。その特徴は、高い連射性能を誇る機関砲であり、対峙した敵を瞬く間に粉砕するほどの火力を秘めています。この特性から、本ルートの車輌は単なる偵察役としてではなく、索敵と攻撃を両立させる運用が極めて効果的です。単独で行動している敵車輌を発見し、その圧倒的な火力で着実に撃破を重ね、最終的に敵チームを壊滅させることを目指してください。
【重要】これらの車輌は、外見上は複数の砲を備えていますが、ゲームシステム上は単一の砲として機能します。
それでは、9月30日からゲームに登場する各車輌の詳細を見ていきましょう!
T65 M-GMC
- 国籍: アメリカ
- Tier: III
- 車輌タイプ: 軽戦車
- 研究コスト: 2,970 EXP
- 購入費用: 37,500 シルバー
- 派生元: M2 Light Tank
- 派生先: T85 M-GMC
M5 Light Tankの車体を使用した自走砲を開発する初期の試みは、車体が小さいことが原因で失敗に終わりました。しかし、対空兵器としての自走砲への関心は根強く、1941年にはM5のシャーシに3つ目のボギーを追加して延長した車輌の開発が開始されます。この車輌は連装40mm砲を搭載し、T65ガン・モーター・キャリッジの制式名称が与えられました。テスト結果は良好でしたが、M5の生産が終了してしまったため、制式採用への道のりは複雑なものとなりました。
車輌性能: T65 M-GMC(完全アップグレード時)
- マッチメイキング: 最大Tier IVまでとプレイ
- HP: 380
- エンジン出力: 380 hpr
- 出力重量比: 22.05 hp/t
- 最大速度: 60 km/h
- 後退速度: 25 km/h
- 車体旋回速度: 42度/秒
- 砲塔旋回速度: 40度/秒
- 砲俯角: 3度
- 砲仰角: 90度
- 主砲: 40mm Dual Automatic Gun M1A1
- 貫通力: 54/21
- ダメージ: 35/50
- 照準時間: 1.7秒
- 精度: 0.35
- 発射速度: 38.40発/分
- 装填時間: 5.5秒
- 弾倉容量: 4発
- 弾倉内装填: 0.25秒
- 分間ダメージ: 1,344
- 総弾数: 480発
- 砲弾1タイプ/速度: AP/875
- 砲弾2タイプ/速度: HE/875
- 視認範囲: 340 m
- 通信範囲: 615 m
T85 M-GMC
- 国籍: アメリカ
- Tier: IV
- 車輌タイプ: 軽戦車
- 研究コスト: 6,530 EXP
- 購入費用: 143,000 シルバー
- 派生元: T65 M-GMC
- 派生先: M19A1 M-GMC
1943年、T18とT19の両方の砲架の開発作業が始まりました。これらはそれぞれ4門の20mm機関砲を搭載する対空兵装であり、T18はエリコン社製、T19はイスパノ・スイザ社製の機関砲を使用する予定でした。しかし、これらの砲架を搭載する車輌のプロジェクトは、同年のうちに中止されてしまいます。ですが1944年、T18とT19の計画が復活します。T65ガン・モーター・キャリッジで使われたものと同じシャーシに搭載されることになったのです。このうち、エリコン社製の砲架を搭載した車輌が「T85」として制式名称を与えられました。
車輌性能: T85 M-GMC(完全アップグレード時)
- マッチメイキング: 最大Tier Vまでとプレイ
- HP: 550
- エンジン出力: 380 hpr
- 出力重量比: 22.89 hp/t
- 最大速度: 64 km/h
- 後退速度: 27 km/h
- 車体旋回速度: 44度/秒
- 砲塔旋回速度: 50度/秒
- 砲俯角: 3度
- 砲仰角: 85度
- 主砲: 4x 20mm Automatic Gun M3
- 貫通力: 46/15
- ダメージ: 10/16
- 照準時間: 1.7秒
- 精度: 0.40
- 発射速度: 148.7発/分
- 装填時間: 7.5秒
- 弾倉容量: 20発
- 弾倉内装填: 0.03秒
- 分間ダメージ: 1,487
- 総弾数: 1200発
- 砲弾1タイプ/速度: AP/880
- 砲弾2タイプ/速度: HE/850
- 視認範囲: 380 m
- 通信範囲: 615 m
M19A1 M-GMC
- 国籍: アメリカ
- Tier: V
- 車輌タイプ: 軽戦車
- 研究コスト: 18,115 EXP
- 購入費用: 405,000 シルバー
- 派生元: T85 M-GMC
- 派生先: T37
1943年、アメリカ陸軍はM5 Light Tankの後継車輌であるT24の開発を開始しました。M5を基盤として開発が進められていた各種プロジェクトは、この新しいT24のシャーシを取り入れるよう改訂され、1943年5月にはT65の連装40mm砲架をT24のシャーシに搭載する車輌の設計が承認されました。当初T65E1という名称で呼ばれたこの車輌は、試験と改修を経て、1944年6月にM19ガン・モーター・キャリッジとして制式承認されました。これは、ベースとなったT24がM24 Chaffeeとして知られるようになる、少し前の出来事でした。
車輌性能: M19A1 M-GMC(完全アップグレード時)
- マッチメイキング: 最大Tier VIIまでとプレイ
- HP: 620
- エンジン出力: 380 hpr
- 出力重量比: 20.43 hp/t
- 最大速度: 55 km/h
- 後退速度: 18 km/h
- 車体旋回速度: 44度/秒
- 砲塔旋回速度: 40度/秒
- 砲俯角: 3度
- 砲仰角: 90度
- 主砲: 40mm Dual Automatic Gun M2A1
- 貫通力: 75/26
- ダメージ: 35/50
- 照準時間: 1.7秒
- 精度: 0.25
- 発射速度: 51.80発/分
- 装填時間: 5.7秒
- 弾倉容量: 6発
- 弾倉内装填: 0.25
- 分間ダメージ: 1,813
- 総弾数: 480発
- 砲弾1タイプ/速度: AP/875
- 砲弾2タイプ/速度: HE/875
- 視認範囲: 360 m
- 通信範囲: 615 m