Flames of War Key Art - Tank with Flamethrower - Resized Flames of War Key Art - Tank with Flamethrower - Resized
【お知らせ】8月15日に火炎放射器の詳細が解禁!
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2023年8月10日
NEWS

ゲームの新機能がまもなく公開。火炎放射器の開発舞台裏をゲームデザイナーのBAM1500に独占インタビュー!

Flames of War」シーズンの告知にあったとおり、まもなくゲームに新機能が登場します!

8月15日(火)、『World of Tanks Modern Armor』に火炎放射車輌が登場します!

今回初めてゲームに公式実装される「火炎放射器」は近距離戦で莫大な威力を発揮する機能です。また、第二次世界大戦の一部の車輌にのみ実装されます。そして、火炎放射器が搭載された記念すべき初の技術ツリー車輌として、チェコスロバキア Tier VIII 中戦車 TVP VTU Konceptが登場します!この中戦車は、史実上においても実際に火炎放射器の搭載を想定して設計された車輌です。

TVP VTU Koncept

8月15日には、火炎放射車輌の仕組みを解説するゲームガイドを公開する予定です(ちなみに、火炎放射器を搭載した新しいプレミアム車輌もまもなく登場します。お楽しみに!)。

今回は新機能の公開に先立ち、リード・ゲーム・デザイナーであり毎週金曜日のストリーム配信でホストを務めるBAM1500に聞いた火炎放射器の開発裏話をご紹介します。

インタビューの詳細は下記をご覧ください!

火炎放射器の開発秘話

火炎放射器の開発について考え始めたのは、2016年のアニバーサリーイベント「Centennial Mark I」の直後でした。このイベントは、短距離火炎放射器を搭載したMark Iを使用して7対7で対戦するというものでした。このイベントは非常に好評で、「イベントを復活させてほしい」「火炎放射器をゲームのメイン機能に加えてほしい」といったリクエストが多く寄せられました。

そしてゲーム本編に導入するため、2020年から火炎放射器の開発を本格的にスタートしました。まず、Mark Iとモンスター車輌の設計を借用して火炎放射車輌の最初のプロトタイプを作成しました。このプロトタイプは目に見えないほど大量の砲弾を連続発射することで、まるで敵の車輌が炎に包まれてダメージを受けるかのように再現しました。

Monster Tanks

しかし、この火炎放射器の実装は複雑であり、衝突面の検出をすべて考慮する必要がありました。これによってサーバーのパフォーマンスに問題が発生しました。さらに、プレイヤーのデバイスにおいても炎の視覚効果がパフォーマンスに影響を与えました。

私たちは通常のゲーム開発業務(リリースに向けた冷戦モードの準備など)も行わなければいけなかったので、火炎放射器の開発は問題にぶち当たったまま、お蔵入りになってしまいました。

それから数年後、2023年に向けて新機能や車輌の設計を計画していたときのことです。なんと火炎放射器の話が再び話題に上がったのです!そこでまず初めに、数年前と比較して向上しているゲーム環境で同じ問題がまだ残っているかどうか検証するために、過去に行ったのと同じサーバー・パフォーマンス・テストを実施しました。

その結果、パフォーマンスの改善は見られましたがまだ自信はありませんでした。しかし、AIエンジニアがこの問題に関する解決策を提案してくれたことで話が急展開しました。それは、ノードベースの衝突システムを使用し、各ノード間で炎の視覚効果(VFX)を補間するスプラインを使用する、というものでした。これにより、炎の視覚効果の再現に成功しました。

さらにこの解決策によって、古いプロトタイプが抱えていた多数の砲弾を発射する際の衝突の問題がなくなり、車輌と接触したときにノードの衝突を検出するだけでよくなりました。まだたくさんのノードが発射されていますが、以前発射されていた砲弾の数には及びません。この新しいアプローチは、サーバーとプレイヤーデバイスの両方で素晴らしいパフォーマンスを発揮しました!

Flames of War Key Art - Blue Sky

新しい火炎放射器にあたり、Mark Iやハロウィンの「Awakened」モンスター車輌と異なる火炎放射器の仕組みで車輌を設計したいと考えていました。新しい火炎放射器の性能をより史実に近づけてWoTMAにふさわしい車輌にしたかったのです。

そこで、実際に戦場で使用された本物の火炎放射器がどのように動作していたのか、多くの画像やビデオ映像を参考にその外観と操作性をリアルに再現しました。特に、火炎放射器を炎の流れとプレイヤーの操作性の課題に注力しました。

上記のインタビューに加えて、BAMはTVP VTU Konceptについても次のように語りました。

プレイヤーの皆さんには、ゴールドを支払うことなくこの新機能を試してもらいたいと考えていました。そこで、技術ツリーの全コレクションの中から最初に火炎放射器を搭載する車輌としてTVP VTU Konceptを選びました。その理由としては、この車輌は歴史的にも火炎放射器を搭載するために設計された車輌であるため、火炎放射車輌として適切であると判断したからです。TVP VTUでは、車体に搭載された火炎放射器を副砲として使用します。また、ヨー軸とピッチ軸の照準は制限されています。

この新機能の詳細が気になるという方は、8月15日に公開される火炎放射器のゲームガイドをご覧ください!また、公式Discordチャンネルでは、火炎放射器に関する最新ディスカッションを開催します。お楽しみに!

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